中国の金融専門紙「証券日報」が、
著名投資家として知られるジョージ・ソロス、ウォーレン・バフェット両氏の根本的手法を調べたところ「驚きの一致」を見つかったと報じました。
両者は、対照的な手法でそれぞれ成功したとみられていました。
バフェット氏は、
実際の価値より価格が低い大企業の株式を大量に購入し、
「永久保有銘柄」にする投資法です。
一方のソロス氏は、
レバレッジの手法を使った巨額の取り引きを繰り返してきました。
表面的には天と地ほどにも異なる両者の手法だが、
その「思考」を分析すると、
驚くほど似ています。
市場の本質についての見方が一致しているのです。
まず、彼らは投資に際して、
一定期間内のリターンを考えているわけではありません。
「儲ける」ことよりも
「損失を出さない」ことを重視しているのです。
また両者とも、
分散投資をしたことがないのです。
投資対象を定めると、
「買えるだけ買う」との方針を貫いています。
さらに、彼らの成功は、
市場や経済動きを予想する能力とは、
何の関係もありません。
分散投資に否定的なバフェット氏は、
「証券が実際の価値より低い場合、
購入することには何のリスクもない」
と語っています。
一方、ソロス氏は、
「金融市場で生き残るということは、
場合によっては即時撤退することを意味する」
と述べています。
また、別の中国誌では、
バフェット氏が
「09年の大相場を予想しているのではないか」などと分析する記事を掲載しました。
08年ごろのバフェット氏の発言で、
彼の昨今の考え方が分かるというのです。
・株価の下落は、悪いことではない
投資家にとっての心得を、ハンバーガーにたとえて、
「値下げになったら、買う側は喜ぶはずだ。
『昨日、高い代金を払ってハンバーガーを買っておけばよかった』
とは思わないだろう」
と述べました。
・好景気の時に、判断を誤る
ITバブルだった2000年に、
自分が最高経営責任者を務めるバークシャー・ハサウェイ社の投資者に対する手紙で、
株価高騰時に“買い”に走る投資家をシンデレラにたとえ、
「舞踏会の時間がずっと続くことを願っているわけです」
と述べました。
・二日酔いが治って、また乱痴気騒ぎ
ITバブル期には、多くの人の投資行動を厳しく批判。
「みんな、おかしくなってしまった。
我々が歴史から得た教訓は、
人々は歴史から教訓を汲み取らないことだ」
と発言。
過去を忘れてしまう人々の中にあって、
過去を忘れないことが成功に結びつくという投資哲学を語っています。
今回の金融危機の教訓を忘れないことが、
大事なようです。
ジョージ・ソロスとウォーレン・バフェットの共通点
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